業界考察 JKMAX経営論

派遣型リフレ経営におけるプロセスエコノミーの重要性

おはポッキー!

ポッキーだよ!
今回は、記事を書かせていただくことになったので是非一度ご覧になってくれたら嬉しいです!

今は完全な裏方としてMAXで働いているけれど、ポッキーは過去何年もの間たくさんのリフレ店を渡り歩いてMAXに辿り着きました!

ポッキーは大手から弱小店に至るまで沢山の店を体入しては飛んできたのですが、だからこそマックスと他店の違いが驚くほど際立って見えるし、何故MAXがここまで成長しているのか?が目に見えて実感出来るんですよね!

今回この記事を書かせていただくことになった事の発端は、与一さんのこのツイート。

今回はリフレ店がストーリーやプロセスを発信することの意義や理由についてや、他店の内情について、ズバッと書いていきたいと思います!

まず…最近のリフレの新店舗がどのように売上を広げているのか?を考えてみますと、

・過激化
・コース料金の激安化
・風俗広告媒体への多額の出費

があって成り立っていると考えて良いです。

JKMAXがそもそも異常なだけで、派遣型リフレという業態は客払いがいくらだろうがキャストのコースバックは1000円〜3000円の世界。
ということはコースバックは変えずに、店落ちを少なくしてでもコース料金を安くして、薄利多売で儲けよう!というのが最近のリフレ店の主流。JKMAXが嫌うようなクソ客であろうと、来店してくれてお金さえ落としてくれたら神様。

そして、露出度の高いコスプレ衣装を使ったイベントや逆リフレ付きのコースを作るなどして「過激派」リフレ店として目立っていくやり方ばかりです。コースバックは少なくとも、キャストは激安コース料金による客数が増えればオプションで勝手に稼ぐ仕組み。

勿論そんなことをしたら客層は悪くなる一方ですし、逆リフレ以上に過激なオプションをしないと稼げないし、着たくもないコスプレ衣装を着ないといけません。

挙げ句の果てには集客のために、有名なリフレ客(自称プロリフラー、リフレブロガーなど)に媚を売って安い値段で利用して貰ってツイートやブログ記事を書いて宣伝してもらったり……

本来リフレにおいて1番大切である「自由」な面も削ぎ落とされ、風俗店で働くのとそんなに変わらないじゃないんじゃないの?といった感じが漂っています。

何故そんなことをしなくてはいけないのか?

それは
「既に出来上がったものを顧客に提供する」という、数年前のリフレバブル期に作られた大手と同じ、どれだけ頭の悪い店員でも出来る営業手法を続けているからです。

たまに萌ナビとホームページを更新して、Twitterでキャストの空き枠を気が向いたらツイートする…

そんなことをしていたら、どのリフレ店もホームページが違うだけで同じようなものですから、「どの店で遊ぶか」は重要視されていません。

昔はそれでもリフレバブルのお陰で顧客全体の人数が多くいたお陰で、それなりの売り上げが出せていたのは事実ですが、今はそれで大規模な売上を出し続けることは不可能です。

ただでさえリフレ業界全体が盛り下がっていて、女の子個人の影響力が店よりも大きくなりつつなっている時代です。 

店よりも個々のキャストに顧客は集まります。

なので自ずと、キャストの人数が多い大手は利用されるけれど、めぼしいキャストがいない弱小店は淘汰される一方です。

ウッカリ弱小店に売り上げの出せるキャストが生まれたら、その店はそのキャストにおんぶ抱っこ状態で、そのキャストの我儘を聞き続けなければなりません。そしてそのキャストが居なくなれば売上は壊滅…。

求人の面では、大多数の弱小〜中堅リフレ店は風俗広告媒体に毎月何万も課金したり、近隣店舗や系列店との「同時受け」で女の子を共有したりしています。
そんな中でなんとか営業して、ちらほらと来る体験入店をどうにかして掴み取ってやっていく…といった形で頑張っている店ばかりです。

リフレ店を作るのはとても簡単なので、毎月新しいリフレ店が作られますが、そのほぼ全てがキャストが集まらないままいつまで経っても営業出来ず消えていきます。

それは何故なのか?

まず第一に、稼げるかどうか不透明な弱小店に行く女の子は

・大手が怖い
・埋もれたくない
・リフレ自体に慣れていなくて怖いから、ちゃんとスタッフに面倒を見て欲しい

といった理由で弱小店を選びます。

大手よりお客さんが入っていなかったとしても、そこまで稼げなかったとしても(勿論稼ぎたいけど)良いから、大手に在籍するんじゃ得られない安心感が欲しいから入店します。

弱小店がキャストを集めるために必要なのは、

「この店はちゃんとスタッフさんが営業していてお店を良いものにしようと頑張ってくれてるんだ」

という「安心感」が伝わるかどうかが1番大切です。

どれだけ自分が頑張ってこの店を1から作り上げようとしているのか、この店がもっと良くなるにはどうしたらいいのか……そんな試行錯誤している様子を、見ている側に伝えなくてはいけないのです。

ただでさえ規模が小さく、ターゲット層の少ない業界です。
風俗のように大規模で、働く女の子が湯水のように沢山いる業界ではないのに、出来たものを売る(=集まったキャストを派遣する)という場面にしかフォーカスできず、ただただ「新店できました!体験入店募集!今なら入店したら●万円プレゼント!」などと銘打つのみ。

そんなアウトプットエコノミーで勝負しようとすることしか考えないから、営業しようとしても第一にキャストがまともに集まらなくて、誰にも知られないまま消えていくのです。

それと比べてJKMAXはどうでしょうか?

常に店番が営業中の全てを晒け出して、全力で営業している様子を24時間365日発信しています。

それ自体が価値になり商品になっています。

キャストがホテルで行うサービスだけでなく、店が発信する情報と作り上げたストーリーの全てが商品なのです。

ただストーリーを発信するだけでなく、「共感」して貰うことが何よりも大切です。

店全体の成長過程や、キャスト個人の成長ストーリーに関しての発信していくことで、そのキャストの新規顧客の獲得が出来ますし、桑田さんがキャストに体を張ってガチ恋設定していたり、推しがいつつも他のキャストに浮気してしまう…といったリフレ客なら共感するであろうストーリーを提供することで、店自体のファンが増え、人気の拡大につながっています。

店自体の根強いファンを作ることにより、コインやバラを定期的に購入する顧客が現れ、収益の安定化も見込めています。

キャストからしても、店が情報発信を欠かさずにしていることで、この店は本気でスタッフが営業しているし熱意を持って取り組んでいるんだなというのが伝わります。  

そして、有望な体験入店を推したり、ひとりひとり違った推し方でプロデュースすることで「自分のこともちゃんと稼げるように後押ししてくれるかも」と思って貰えるし、キャスト個人が店番に吐露した悩みを日報に全て書くことで、それに共感した女の子が集まってきます。 

とあるリフレ店の店長は広告店Tさんに「もうリフレ業界は終わりだよ。MAXを真似したら形になるかもしれないけど真似する気にならない」と訴えているのを聞きました。Tさんはマックスの事が嫌いなので「桑田の真似したら駄目な店になりますよ」と店長を諭します。

店のコピーはいくら出来たとしても、プロセスのコピーはできません。
自分の好きなことや夢を追い求める姿、様々な壁を乗り越えながら店づくりをする過程はその瞬間にしか立ち会うことができません。

今のリフレ店は、HPと簡素なTwitterアカウントのみで、元々出来上がっている商品(=キャスト)のみを売り出すアウトプットエコノミーではなく、キャストと店全体の成長過程で起こる物語全てを顧客への商品として売り出し、店自体のファンになってもらうプロセスエコノミーを大切に営業していくことが大切です。

ストーリーのファンになって貰うことが出来れば、リフレ業界がいくら衰退したとしても、ファンが利用し続けてくれて、収益は安定します。

派遣型リフレを作る際に、プロセスエコノミーは他店との差別化に大きく役立ちます。

この技術を使えば、今から立ち上がるリフレ店の新店舗の成長を大きく促すはずです。

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